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審美治療
審美治療とは

審美治療は機能面での治療プラス自信に満ちた笑顔が取り戻せる心の治療でもあります。例えば歯並びがきになるので矯正治療を行う、昔入れた銀色の被せ物を白くする、歯全体が黄色っぽく、笑顔に自信がないのでホワイトニングを行うなどが挙げられます。被せ物の材質や治療方法に関しても各種ありますのでご相談ください。
【 歯を白くする方法 】
・クリーニング(PMTC)予防治療
・ホワイトニング
歯のクリーニング・PMTC(歯面清掃)

PMTC(自費治療)は歯石を除去し、着色を落とす通常のクリーニング(治療に当たるので保険治療となります)とは異なり、歯石や着色を落とすことはもちろんその先を行く予防治療の領域です。歯周病も、虫歯も原因となるのは口腔内のそれぞれの細菌です。どんなに歯磨きをしても抗生剤を服用してもこれらの細菌をゼロにすることはできません。しかし心がけ次第で腸内細菌の善玉、悪玉の比率が変わるように患者さん固有の細菌叢を変えることができます。そのための手助けをするのがPMTCです。
バイオフィルムを破壊し細菌レベルに働きかけます。またそれを1度でなく継続的に行うことによりよい口腔内を保つことができるのです。
ホワイトニング

ホワイトニングは歯の色自体(色調)を内側から白くすることをさします。
ホワイトニングにはご自宅で行うホームとクリニックで行うオフィスの2種類あります。ホームとオフィスの併用によりしっかりとホワイトニングの効果が現れ、定着しやすく後戻りも少ないため当院では併用をお勧めしておりますが、単体で行うことも可能です(併用割引あり)。
ホームホワイトニング
マウスピースを歯科医院で作成し、ご自宅でホワイトニングを行っていただく方法です
【 流れ 】
1、歯科医院にて型取りを行い、マウスピースを作成
2、ホワイトニングキットをお渡し
3、マウスピースにホワイトニングジェルを注入
4、歯にマウスピースを装着する
※ 目安として1日2時間
ホワイトニングキットに含まれるもの

- マウスピース
- マウスピースケース
- 色見本
- 薬液シリンジ(4本)
オフィスホワイトニング(1回の診療時間の目安:1時間半)
歯科医院でホワイトニングを行います
【 流れ 】
1、歯の表面のクリーニング
2、薬液が歯肉に流れないよう歯肉の保護
3、ホワイトニングジェルの塗布
4、光照射
5、[3]と[4]の処置を繰り返す
ホーム&オフィスの利点・欠点
【 ホームホワイトング 】
[ 利点 ]
・自宅で好きな時間にできる
・オフィスよりも白さが持続する
・時間をかけるのでホワイトニング効果が高い
・臼歯部まで適応可能
[ 欠点 ]
・ジェル注入やマウスピースのお手入れを自分で行うので手間がかかる
・徐々に白くなるので回数がかる
【 オフィスホワイトング 】
[ 利点 ]
・クリニックで行うので自分で行う手間が省ける
・1度の治療で白くなる(基本的には1週間間隔で2度来院)
[ 欠点 ]
・1回の治療に1時間半かかる
・上下前歯部のみの適応(外から見える部分)となる
*どちらの処置もホワイトニング後は一時的に外部からの着色の影響を受けやすくなっていますので色の濃い食べ物・飲み物(カレー・コーヒー・赤ワイン)酸性の高い飲み物・食べ物(炭酸飲料)及び喫煙は控えてください(理想的には24時間)
またホワイトニングの効果には個人差があります。
・被せ物で歯の形や色を変える
・色だけでなくある程度歯のかたちを自由に設定ができ、また矯正治療のように時間をかけることなく軽度の歯列不正を整えることができる(適応があります)
被せ物による審美治療
ラミネートベニア
主に前歯に用いられる治療法で、薄く削った歯面にセラミックの板を貼り付けることで歯の色や形、隙間を改善します。例えば前歯に隙間が空いているのが気になるという方にオススメです。
歯の表面をわずかに削るだけなので痛みがほとんどなく、短期間で完成するというメリットがある反面、健全な歯を削らなくてはいけない、というデメリットもあります。
インレー(詰め物)
噛み合わせの面や隣の歯との隣接面にできた小さな虫歯などに適応。
エステニアインレー(ハイブリッドセラミックインレー)
セラミック(陶器)の粒子とレジン(プラスチック)を混ぜたものでつくられた詰め物です。セラミックインレーよりもやわらかく、対合歯にも優しいというメリットがあります。
セラミックインレー

100%セラミックでつくられたインレーです。変色、変質はほとんどなく耐摩耗性にも優れています。また透明感が高いため、より自然な色を再現できます。
クラウン
大きな虫歯の場合に、削った歯全体を覆う形状の被せ物です。インレーに比べ変形や脱離がしにくい形状です。
ジルコニアクラウン
内部は金属ではなく白くて硬いジルコニアです。外部にはセラミック(陶材)を貼り付けることで、ほとんど変色することがない、歯に近い高い審美性と強度を両立しました。また金属を一切使わないので、金属アレルギーの心配がありません。
オールセラミッククラウン
全体がセラミック(陶器)でつくられた差し歯(クラウン)です。
セラミックなので変色せず透明感も出るので最も自然な歯の色調に近づけることができます。また耐摩耗性、強度もあります。また金属を使用していないため金属アレルギーのある型にもオススメです。

ここで紹介した以外にも歯を白くする被せ物はありますのでお気軽にご相談ください。
メリット・デメリット
ホワイトニング
メリット
- 自然な本来の白さにできる
- 見た目が綺麗になり、清潔感が出る
デメリット
- ホワイトニングの薬剤がしみる場合がある
- 着色しやすい飲食物を控える必要がある
- 術後知覚過敏が生じる場合がある
PMTC
メリット
- 虫歯・歯周病の予防効果がある
- 歯を白く美しく維持できる
- 口臭予防になる
デメリット
- 汚れが多いと時間がかかる
ラミネートベニア
メリット
- 歯の形を変えられる。
- 変色せず美しい状態が続く。
- 治療期間が短い。
- 歯を削る量が少ない。
デメリット
- 天然歯を削る。
- チップが欠けたりする場合がある。
オールセラミッククラウン
メリット
- セラミックは滑らかで傷が付きにくいため、日常の飲食による着色も殆どない。それにより長期間使用しても保険の差し歯のように黄ばみが生じることが少ない。
- レジンと比べ丈夫なため、耐久性に優れている。
デメリット
- 保険の差し歯は白いレジン部分が欠けてしまいやすい。
エステニアインレー
メリット
- セラミックとプラスチックで金属を使用していないため、金属アレルギーの方でも安心して使用できる。
- 硬すぎることも無いため、周囲の歯を痛めずらい。
デメリット
- 完全なセラミックに比べるとすり減りやすいこと。
- 他にも強度や透明度も完全なセラミックと比べると劣っている。
セラミックインレー
メリット
- 透明感のある白色を再現することに優れており、高い審美性がある。
デメリット
- 材質の特徴から強度には劣るため、衝撃に弱い。
ジルコニアクラウン
メリット
- セラミックと比べ費用を抑えることができる
- 歯ぎしりや食いしばりが強い奥歯にも使用することが可能
デメリット
- セラミックと比べ審美性が劣る